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INTERVIEW

– トラットリア

MOTOMU’S BY KAPPA

自慢のハンバーグとカレーで
こだわりの黒毛和牛を存分に味わう

―黒毛和牛を気軽に、リーズナブルに

気持ちのよい緑に包まれたテラスで、ハンバーグサンドとレモネードを味わう至福。「MOTOMU’S BY KAPPA」では、グループ店である「築地焼肉もとむ」でさまざまな肉を目利きしている肉マスター・城野康広氏が厳選した黒毛和牛を、カレーやハンバーグといった親しみのあるメニューでリーズナブルに展開している。

テイクアウトでも大丈夫なものにしたいと開発された「もとむのハンバーグサンド」には、黒毛和牛と豚肉を黄金比率で仕上げたパティを使用。玉子をぬってオーブンであぶった四角いオリジナルバンズにパティをはさみ、ハンバーガーのように豪快だけどサンドウィッチのように手軽な、スペシャルなメニューができ上がった。沖縄で有名な酸味のある A1 ソースをベースにしたバーベキューソースも、肉の旨みを引き立てる。「ハンバーグサンドとポテト、サラダ、ドリンクのセットもご用意しています。テイクアウトも可能です」と、プランニングディレクターの飯野綾子さん。

原宿にあふれる木々の自然をイメージした「原宿グリーンレモネード」も、セットドリンクとして選べる。「従来の酸味のあるレモネードに、特製シロップをブレンドしています。忙しい仕事の合間のランチでも、食事の時にはゆったりした気持ちで過ごしてもらえたら」。代々木公園や明治神宮の緑の豊かさを思わせる一杯が、ひとときの幸福をくれる。

―肉屋さんのカレーとカレーパン

「築地焼肉もとむ」で締めに出されるカレーを、JINGUMAE COMICHI バージョンにアップデートした「もとむのカレー」も定番。「カレーは牛スジを煮込んで仕込みます。銘柄ではなく、その時に一番いい状態の肉を選んで使用しています」と飯野さん。具材は肉のみ。濃厚な味わいは、肉好きにはたまらない一品だ。「『もとむのスープカレー』は、『もとむのカレー』よりサラッとしていますが、肉の旨みがとろけ出していて、肉の味と甘みがしっかりと感じらます。こちらには玉ねぎとジャガイモも加えています」。

細長い形状が珍しいカレーパンもおすすめ。「黒毛和牛のおいしさを伝えながら、たくさんの人に食べてもらえるものを、という想いで生まれました」。サクッと軽い食感のパンと贅沢なカレーが相まった、こだわりの逸品だ。「2020年に開設した公式オンラインショップでは、多い日には1 日に約6000 本を完売しました。幻のカレーパンとしてメディアで紹介してもらったり、カレーパングランプリ2020 で金賞も獲得しています」。ここでは予約なしでテイクアウトできる。お土産にしても喜ばれるはずだ。

―スタッフの笑顔にホッとする

飯野さんを支えながら調理を担当するのは、桁山(けたやま)拓也さんと初谷(はつがい)桜さん。このレストランの心地よさは、スタッフの皆さんの感じの良さと、細やかな心づかいによって作られている。ほぼ毎日ランチに訪れる常連さんがいたり、常連さん同士がつながったり。「こじんまりしたお店なので、アットホームな感じを大事にしたい」と飯野さんは話す。

店内奥の壁一面に描かれた壁画は、アートカンパニー「オーバーオールズ」が手がけた。「食事の場でも大丈夫なインクを使って、ライブペインティングで描いてもらいました。女性のひと口めの感動を表現したそうです」。よく見ると、女性の顔、カレーパン、肉などが描かれているのが分かる。
黒毛和牛の旨みが凝縮した「もとむのハンバーグ」は、ボリューム満点、ライス付きでなんと1,000 円。ひと口食べただけで、壁画の女性が感動した理由が分かる。ランチでも、赤ワインと合わせてディナーでもいい。黒毛和牛のおいしさを追い求めながら、身近に届けたいという想いが込められている。

MOTOMU’S BY KAPPA

営業時間 ランチ11:30-15:30
ディナー17:30-23:00
※コロナウィルス感染拡大防止のため、社会情勢を踏まえ、時短営業または休業している場合がございます。
電話 03-6434-7667
定休日 水曜日